
愛媛県で平成以降として最大規模の山林火災の被害を受けた今治市と西条市の市長は28日、県に対し土砂災害の恐れがある地域に砂防ダムの設置などを要望しました。
この山林火災は今治市で3月に発生し、西条市を含め約442ヘクタールが焼け、愛媛では平成以降最大の被害になりました。火は4月14日に消し止められたものの、専門家らは森林が燃えたことで山がもつ吸水や保水能力が低下し、土砂災害の発生するリスクが高まっていると指摘しています。
こうしたなか、今治市の徳永市長と西条市の高橋市長は中村知事に、土砂崩れなどの発生に備えコンクリート製の砂防ダムの設置などを要望しました。
中村知事はすでに現地の調査を始めているとし、このうち危険性が高い15カ所を中心に優先順位をつけて検討したいとしています。
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