「はちみつ」で紫外線対策!化粧水と入浴剤でダブルケア

今すぐ始めたい紫外線対策。今回は、医薬品としても注目されている「はちみつ」を使った、手軽にできて心地よいケア方法をご紹介します。
5月はもちろん、梅雨の時期も紫外線ケアを!

香りと心地よい質感を楽しむ、はちみつ化粧水と入浴剤

まずは紫外線対策に、手軽にできるはちみつ化粧水と入浴剤をつくってみましょう!
◎はちみ化粧水のつくり方
100mlの水に小さじ2分の1杯の天然はちみつと、耳かき1杯程のビタミンC(アスコルビン酸)原末を加えて溶かせば完成。
容器に入れて冷蔵庫で冷やしておくと、紫外線に当たってほてった肌に心地よく浸みわたります。はちみつの量は、自分の肌に合わせて使い心地のよい量に調整してOK。新鮮なうちにたっぷりと全身に使うのがおすすめです。つくった化粧水は、冷蔵庫で保管して1カ月以内に使い切りましょう。
◎はちみつ入浴剤のつくり方
はちみつ大さじ2〜3杯に、ラベンダーの精油4〜5滴をよく混ぜ合わせて湯船に入れましょう。香りが好みの精油を使うのもありですが、紫外線ケアには火傷やキズによいとされるラベンダーがおすすめ。
はちみつの化粧水にそのまま全身つかるような、贅沢な気分を味わえます。
クレオパトラも愛した、はちみつ美容法

また、はちみつ化粧水は18世紀のイギリスでも人気だったそうで、イングランド王ジェームズ2世(1633年〜1701年)の薬剤師だった人物が、本にその処方を記しています。
古代より愛されて受け継がれてきた、はちみつの化粧水と入浴剤。今日からさっそく、はちみつで紫外線ケアを始めてみてはいかがでしょうか。
前田京子『ひとさじのはちみつ』マガジンハウス 2015