きょう2月1日、私たち天気予報に関わる者からすると、一つの時代の変化を感じざるを得ない大きな出来事がありました。それが「気象台の目視観測の自動化」。
実は、水戸・宇都宮・前橋・熊谷・銚子・横浜・甲府・長野の8つの気象台で、人による天気などの目視観測を終了し、本日より自動観測に変わったのです。長年行われてきた「人の目」による観測が終わりを向かえ、「天気予報」は新たな時代に入りはじめたと言えそうです。
観測測器(栃木県那須のアメダス)
「視程目標図」の例(気象庁「気象観測の手引き」より)
天気の推計気象分布