二十四節気をさらに約5日ごとの3つの期間(初候・次候・末候)に分けた「七十二侯(しちじゅうにこう)」は、より細やかな自然の変化や動植物の様子を表しています。立秋の間の移り変わりを辿ってみましょう。
【立秋の期間の七十二候】
◆初候(8月8日~8月12日)
「涼風至(すずかぜいたる) 」
涼しい秋の風が吹き始める頃。まだ暑い時期に、ときおり涼風を感じるでしょう。
◆次侯(8月13日~8月17日)
「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」
ヒグラシが鳴く頃。夕暮れ時にカナカナと響くヒグラシの声に、ふと感じる涼の風情。
◆末侯(8月18日~8月22日)
「蒙霧升降(ふかききりまとう)」
深い霧が白くたちこめ、朝夕の空気の冷たさに秋の気配が漂う頃。
※日付は2023年の場合
・参考サイト
国立天文台「暦Wiki二十四節気とは?」国立天文台「暦Wiki 七十二候」