ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつ。流れる速度は速めで、尾をひく流星痕が見られることもあります。
2023年の極大時刻は8月13日17時頃と予測されており、13日深夜から14日明け方が最も観測しやすい時間帯となります。このタイミングをお見逃しなく!
今回は月明かりの影響がほぼなく、好条件で多くの流れ星を楽しめるでしょう。条件の良い暗い空では1時間あたり20~30個、街明かりがある場所でも10個程度は観測できると予測されています。
流星は、放射点がある星座を中心にあらゆる方向に流れます。そのため、なるべく空全体を広く見わたすことがポイント。今年の夏休みは、ぜひ流星観測をイベントのひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
・参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2023』 アストロアーツ
・参考サイト
アストロアーツ「2023年7月31日 みずがめ座δ南流星群が極大」アストロアーツ「ペルセウス座流星群」国立天文台「ペルセウス座流星群が極大(2023年8月)」