犬が太っているかどうかの基準は簡単に知ることができます。
まず、愛犬が太っているかどうか知りたい人は、下記の方法を実践してみましょう。
■チェック方法1 定期的な体重測定を!毎月、定期的に体重測定をして、犬の体重増減を把握しましょう。ペット用のデジタル体重計なら5グラム単位で増減が把握できるので、とても便利です! ただし適正体重は一頭一頭違うので、増減の把握が難しい場合は体形から判断を! 同じ犬種で年齢が近いワンちゃんと比較して、太り気味なら要注意です。
■チェック方法2 犬のボディコンディションスコアを知りましょう犬の体形を知る目安に
「ボディ・コンディション・スコア」という評価方法があります。これは「痩せ」「やや痩せ」「理想的」「やや肥満」「肥満」の5段階で評価されるもの。愛犬の体を見る、または触るなどして、常に確認してあげることが大切です。
では「ボディ・コンディション・スコア」の5段階評価を具体的に見ていきましょう。
○痩せ○肋骨、腰椎、骨盤が外から容易に見える。触っても脂肪が分からない。腰のくびれと腹部の吊り上がりが顕著。
○やや痩せ○肋骨が容易に触る。上から見て腰のくびれは顕著で、腹部の吊り上がりも明瞭。
○理想的○過剰な脂肪の沈着なしに肋骨が触れる。上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる。横から見て腹部の吊り上がりが見られる。
○やや肥満○脂肪の沈着はやや多いが、肋骨は触れる。上から見て腰のくびれは見られるが、顕著ではない。腹部の吊り上がりはやや見られる。
○肥満○厚い脂肪におおわれて肋骨が容易に触れない。腰椎や尾根部にも脂肪が沈着。腰のくびれはないか、ほとんど見られない。腹部の吊り上がりは見られないか、むしろ垂れ下がっている。
※のボディコンディションスコア引用 環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために」