コンタクトを使っている人が花粉シーズンに実践したい対策を3つご紹介します。
■1.メガネを併用する
花粉症によるアレルギー性結膜炎が起こっている間は、なるべく目に負担をかけないよう、メガネを併用するのがおすすめです。
メガネを装着すると、花粉の付着率がおよそ40%減少するという研究結果も報告されていますので、花粉の影響を軽減したいのならメガネを上手に活用してみましょう。[注1]
■2.ワンデータイプのコンタクトを使う
レンズに付着した花粉は、丁寧にケアすれば落とすことが可能ですが、微少な花粉をすべて取り除くのは困難です。
花粉が付着したままのコンタクトレンズを再度装着すると、アレルギー性結膜炎が悪化するおそれがあります。
普段は2ウィークタイプのレンズを使っているという方も、花粉シーズン中は毎日新しいレンズに取り換えるワンデータイプの使用を検討してみることをおすすめします。
■3.顔まわりに花粉を付着させない工夫を取り入れる
花粉は目の中に直接飛び込んでくるパターン以外にも、顔や髪、手などについた花粉が目に入り込むこともあります。
目への花粉付着率を低下させるためには、つばの広い帽子をかぶる、マスクをつける、素手で目や顔を触らないなど、日常生活で顔まわりに花粉を付着させない工夫を取り入れることが大切です。
また、室内では帽子やマスクを外して生活するので、屋内に花粉を持ち込まないよう、外出から帰ったら玄関前で服についた花粉を払うことを心がけましょう。
[注1]
環境省:花粉症環境保健マニュアル2019 p24[pdf]