
岩手県大船渡市の山林火災を巡り、4月28日は県議会の臨時会が開かれました。
暮らしやなりわいの再生に向けた総額約35億円の補正予算案が可決されました。
28日に開かれた県議会の臨時会では、県が大船渡市の山林火災で被災した人の暮らしやなりわいの再生に向けた事業費を盛り込んだ総額34億7400万円の補正予算案を提出しました。
内訳は住宅の応急修理費など暮らしの再建関連が1億5600万円、被災した事業者の支援などなりわいの再生関連が5億4200万円、インフラの整備関連が27億7700万円となっています。
このうち中小企業の支援には9800万円が計上されていて、復旧の経費について国や市の支援分と合わせて4分の3を補助します。
議会での採決の結果、この補正予算案は全会一致で可決されました。