
西彼・時津町の北部と中心部をつなぐ町道が24日に開通しました。
事業開始から28年、大規模な災害が発生した際の迂回路としての役割も期待されています。
西彼・時津町の町道日並左底線の開通式には、町や地元の自治会の関係者など約30人が出席しました。
町道日並左底線は、時津町の日並地区と左底地区をつなぐ全長約2キロのバイパス道路です。
総工費は約39億円、1997年の事業開始から28年を経て完成しました。
山上広信 時津町長
「この沿線沿いは土砂災害警戒区域から外れている。万一、地震や水害等、災害が起きた時に安全に通れる道だと思う」
道路は、国道206号の渋滞の緩和や、大規模な災害が起きた際の迂回路としての役割が期待されています。
日並2地区自治会 畠添茂晴 会長
「下の国道(国道206号)が渋滞ですもんね」「これができたことで生活道路として利用できると思う」
時津町によりますと、1日約2800台の通行を想定しているということです。